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富岡八幡宮 事件の背景 女宮司の真実!! [事件]

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宮司は「女人禁制」ではない
明治時代、国が定めた神社(官国幣社)の宮司には法律によって男性しかなれなかった。
戦後に発足した神社本庁でも、当初の規則には“二十歳以上の男子”と明記されている。

しかし、戦争で男性の数が極端に減ってしまったことから、妻や娘が宮司にならないと維持できないところが出てきた。
各地の神社から女性の神職も認めるべきだと言う声が上がり、神社本庁は数年後に女性宮司を認めるようになった。
その後の女性の神職の活躍は目覚ましく、無人の神社が増えている昨今では、女性の神職がいたことで、廃社となることを避けられたケースもある。
堅苦しいように見える神社の世界だが、宮司は「女人禁制」ではない。

少子化、宗教離れによる神社の危機
平成26年「日本創成会議」は、少子化の影響で2040年には、全国の自治体の約半分が消滅するという予測を発表した。http://www.policycouncil.jp/

このニュースは日本中にショックを与えたが、宗教界も例外ではない。國學院大學の石井研士教授はこれを受けて、将来、約35%の宗教法人が存続困難という概算を公表。それによると、「神社本庁」傘下の神社でも41%もの社が消滅するというのだ。

日本には、伊勢神宮から路地の“お稲荷様”のような小さな祠まで含めると神社が20万近くあると言われている。

そのうち、比較的大きな「神社本庁」傘下の神社は約7万9000社。
神社の代表者である宮司の数は約1万300人で、これが、そのまま宮司が常駐している神社数となる。
残り約6万8700社は宮司がいないことになるが、現状では1人の宮司が複数の神職を兼務しており、なかには数十の“無人神社”を束ねる宮司もいるのが実態だ。
神の世界にも「格差」が広まっている。

神社業界の専門紙「神社新報」(09年3月9日付)=神社本庁系=によると、神職の兼職率は、宮司が42・5%、その後継者になると68・3%にも上っている。
祭祀だけでは暮らしてゆけず、他の仕事で生活を支えている「兼業宮司」が増えているのだ。

過去にもあった女性宮司否認
神社本庁が女性宮司を認めなかったのは富岡八幡宮だけではない。

①大分県宇佐市にある「宇佐神宮」は、約4万600社ある「八幡宮」の“総本宮”。
先代の宮司が亡くなり、“宮内庁の掌典長を後継者にしたい。だから承認してもらいたい”と迫ってきた。
これに対して“官僚の天下りは認めない”ときっぱり拒否した。
すると先方は“神社本庁は宇佐神宮のような大神社の宮司に女性を任命することはあり得ない”と言い出した。
結局、両者の話し合いは折り合わず、対立は決定的になる。
翌年、神社本庁は克子氏の経験不足を挙げて、大分県神社庁長を「特任宮司」として送り込む。
特任宮司とは神社に後継者がいない場合、神社本庁が宮司を派遣する制度である。

②香川県高松市の古社・冠纓(かんえい)神社(別名・かむろ八幡宮)、陰陽師・安倍晴明が神主だったという言い伝えもある。
「神社本庁や香川県神社庁は私たちを冷遇し続けてきたのです。その間、敷地の池にスーパーのカートを投げ捨てられたり、私が不倫をしているという噂を立てられたりしたこともありました」
そう話すのは元宮司の妻・友安(ともやす)安記子氏である。
事の発端は01年、神社と氏子が対立したところから始まる。
神社側は神社本庁や香川県神社庁に解決を依頼するが、取り合ってもらえない。
そこで神社本庁からの離脱を決めると、宗教法人審議会に持ち込まれ、最高裁でも争われる(11年に神社側の敗訴)。

12年、宮司が亡くなると責任役員会は長女(神職の有資格者)を宮司代務者として神社本庁と香川県神社庁に具申する。
ところが、昨年、安記子氏が受け取ったのは、香川県神社庁長が宮司に就任したむねの文書。
人事を店晒しにされている間に神社の宮司ポストを奪われてしまったのだ。

権力にしがみつく神社本庁
神社のなかには、敷地を使ってマンションや老人ホーム、駐車場、冠婚葬祭の式場などの事業にも進出しているところも多い。
最近では神社のネット化も進み、お札や受験グッズ、御朱印などもネットで買える神社がある。
ところが、神社本庁はこうした独自の活動を良しとせず、最近では〈信仰の尊厳を損ないかねない〉として、自粛を通達している。

神社本庁の締め付けに猛然と反旗を翻すところも出てきている。
たとえば、石川県の「気多大社」のケースだ。

ここは能登の「一の宮」という高い社格を持つ神社だが、06年に宮司の人事をめぐって、神社本庁と対立し、法廷闘争の末に本庁からの離脱を勝ち取っている。
現在は、神社本庁とは関係のない「単立神社」として、女性誌に広告を出し、恋愛祈願を電子メールで受け付けるなど「縁結びの神社」を積極的にアピールしている。
その結果、全国から若い男女の参拝者が増えている。

神社本庁が一番恐れているのが、こうした宮司たちの造反なのです。
傘下の神社から追随する者が出てこないように、何かあれば宮司の任命権を駆使して意のままにしようとする。

女性宮司を巡る後継者トラブルも、一皮めくれば宗教人口が減少するなかで起きた権益争い!!
だが、「神社と神職を守ることができなくなった組織」となると神社本庁の必要意義があるのだろうか。
 

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